展覧会/Exhibition

2026年6月 8日 (月)

Leonora Carrington/レオノーラ・キャリントンの展覧会(パリ)

画家、フェミニスト
先駆的な環境保護主義者
女性、母親、移民者であり
精神的疾患に苦しみ
並外れた革新性を持ち
レガシーを残した
Leonora Carrington。

1917年4月6日英国ランカシャーに生れ
2011年5月25日メキシコ・シティで没。

Leonora Carringtonにとっての旅は
自分を見つけるものとして
フィレンツェからパリ
南フランスからスペイン
旅の最後に着いた地はメキシコだった。

彼女が辿った旅路から
シュルレアリスム、神秘主義、秘教が
交差する作品群を生み出している。

本展には126点が出品されて
フランスでは初の大規模な
Leonoara Carringtonの展覧会と言われている。

CURATORS:
Tere Arcq – Art historian, specialist in Surrealism in Mexico, and author of numerous exhibitions and publications on women Surrealists.
Carlos Martín – Art historian, specialist in modern art and Surrealism, former curator at Fundación Mapfre (Madrid).

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本展では次のようなテーマを扱っているどうかは不明だが
Leonora Carringtonがメキシコで
交流を持った芸術家たちには
下記の人々がいる。

Remedio Varoとの交流はよく知られていて
錬金術について共有しあっている。

Kati Hornaはハンガリー生まれのメキシコのフォトジャーナリストでシュルレアリスム写真家。そしてAlice Rahonは
フランス生まれメキシコ人詩人。
彼女たちは"brujas errabundas/彷徨える魔女たち"
と呼ばれた亡命女性芸術家たちのグループを結成している。

Leonora Carringtonの作品を評価した
メキシコの詩人Octavio Paz。

作風は全く違うがDiego RiveraとFrida Kahloとは
メキシコ・シティの社交界で頻繁に交流していた。

メキシコの詩人で外交官の
Renato Leducは
Leonora Carringtonがヨーロッパから
メキシコに無事に着くように手配をしている。
その後Leonoraの夫となる。

Leonora Carrigton
開催中、2026年7月19日迄
Musée du Luxembourg, Paris
https://youtu.be/cxjtKC7u0n8?si=bHjaLRFXVc6nykV0

 

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2026年6月 3日 (水)

没後110年 日本画の革命児 今村紫紅暢気に描け@横浜美術館

横浜美術館はこの間
リニューアル工事やヨコトリがあったりして
日本画の展覧会は
2015年の中島清之以来
久しぶりだったのかな。

展示構成はこれまでのように
最初はプロローグの展示室から始まって
展示室を順次移動して鑑賞するプロセスは
変わらないのだが
本展ですこし変わったことは
まず第1室で
今展の4つの章のそれぞれの章の
展示エッセンスを
見せる試みを行っている。
つまり
今村紫紅の歴史をダイジェスト版で
紹介している。
「しっとこう、しこう」(だじゃれか)

各章にキャッチフレーズを付け
それに合わせた写真と作品を
紹介しているので
好みの章から観初めても良い。

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今村紫紅は
1880年(明治13年)
横浜の馬車道で生まれの
浜っこだ。
でも「何々っこ」は
三代続いてこそそう呼ばれるので
紫紅はどうやら祖父の代までは
伊豆にいたようだ。
その祖父は江戸にでて
提灯屋を営み
その息子
つまり紫紅の父親は
新天地の横浜で一旗揚げようと
提灯を輸出する商売を
外国人居留地近くで始めている。
親子二人三脚といったところか。

横浜開港資料館のアーカイブから
「横浜吉田橋ヨリ馬車道之図」(明治3年)

横浜の提灯屋の息子の寿三郎(後の紫紅)は
1894年に横浜市立尋常高等横浜小学校(関内辺りなのか)を
卒業している。

この小学校は1945年5月の横浜大空襲で
校舎の大半は消失してしまった。

余談だが
片岡珠子は女子美術専門学校(現、女子美術大学)を卒業後
横浜市大岡尋常高等小学校(現、横浜市立大岡小学校)の教師に
なっている。年代は違うが。

尋常高等横浜小学校を卒業した
寿三郎は父親の輸出向けの提灯問屋の
家業を手伝いながら
画家の山田馬介からターナー風の水彩画を
寿三郎は学ぶことになる。

1871年頃(明治4年頃)東京生まれた
山田馬介は16歳で渡米すると
ニューヨークの美術学校で学んでいる。
日本に帰国後
横浜で横浜スケッチ倶楽部という
画塾を開いた人物である。

馬介は自らを
Fukawa Jine Basukeと英語名を名乗っていたらしい。
馬介は何度も横浜から渡米を行っていて
1895年の帰国後に
横浜で開いた「バスケ・スケッチング・クラス」 で
寿三郎は学んでいる。
寿三郎の最初の雅号は
馬介から干支に因んで「龍介」と付けられた。 

因みに
後の雅号「紫紅」は
1898年(明治31年)に
様々な美しい色彩を表す「千紫万紅」から二字を取り
寿三郎自らこの雅号を付けている。 

「横浜スケッチ倶楽部」というのは
1902年に米国から帰国し後
この画塾を開いたようで水彩画展も開催している。

1910年に
横浜で画廊を開き
自身の水彩画とともに浮世絵版画なども販売していたという。

府中市美術館が所蔵している馬介の作品がある。

この辺りで
山田馬介については打ち止めにして
今村紫紅の展示に戻ります。

「古画のよい処を分解して、その後を追え!」
という第1章。
2章も3章も4章も章名の最後は「!」で終わる。
何か緊張感が走ります。
各章のタイトルは
紫紅自身の言葉から採られているそうです。 

第1章は
17歳で寿三郎は上京すると
幕末から大正時代に活動し
濃彩華麗な花鳥画の松本楓湖に入門する。
師のもとで粉本を徹底的に模写を行い
郊外の写生にも務めて本格的に日本画の修行を
始めています。
「古画のよい処」を吸収しつつ
新しい歴史画の模索へ移行して行く。

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今村紫紅 絵巻物模写 箙の巻 明治30-32年頃/1897-1899年頃 東京国立博物館
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今村紫紅 絵巻物模写 後三年絵巻(其三) 明治32年/1899年 横浜美術館
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松本楓湖  大塔宮護良親王 明治30年代/1890年代から1900年代 三溪園(山ロハ十八コレクション)
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同上の部分
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今村紫紅 時宗 明治41年/1908年  東京国立近代美術館


「絵画は矢張 多方面に描け!」 (第2章)は
日本美術院の若手メンバーとなった紫紅は
諸先輩から教えや刺激を受けます。
文展出品作《護花鈴》が
横浜の実業家の原三溪の目にとまり
原三溪の支援が決まるという紫紅にとって
嬉しいことがありました。
古画の本質を見極め
「多方面に」描いた作品が紹介されている。

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今村紫紅 護花鈴(左隻) 明治44年/1911年 霊友会妙ーコレクション
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今村紫紅 護花鈴(右隻) 明治44年/1911年 霊友会妙ーコレクション
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今村紫紅 西行   明治45年 /大正元年/1912年 個人蔵
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今村紫紅 十六羅漢 大正3年頃/1914年頃 個人蔵
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今村紫紅 伊勢物語図(左隻) 明治44年頃/1911年頃 大阪市立美術館
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今村紫紅 伊勢物語図(右隻) 明治44年頃/1911年頃 大阪市立美術館
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今村紫紅 芥川 大正5年/1916年頃 横浜美術館


「自由も、新も我にあり!」(第3章)は
三溪の支援を得て生活が安定した紫紅は
画業の転機となる《近江八景》を発表 。
紫紅は病後にもかかわらず
1914年(大正3年)に敢行したインド旅行は
原三渓の援助を受け
カルカッタなどに約15日間滞在した。
道中で見た光景を絵巻に描いた《熱国之巻》は
日本画の新たな気運を生んだ。
この時代の日本とインドは
イギリスの植民地支配下にあったインドの独立運動家を
日本が支援・保護したことや、綿花貿易を通じた経済的な結びつきが
深まった頃である。
《熱国之巻》は早速日本美術院の第1回展覧会に発表された。
芸術の「自由」や「新」は他者の中ではなく
「我にあり」と紫紅は語る。このインド旅行は紫紅とって
刺激となったのだろうか。

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今村紫紅 大井川 大正2年/1913年 豊田市美術館
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今村紫紅 近江八景(小下絵) 大正元年/1912年 横浜美術館(原範行氏·原會津子氏寄贈)
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今村紫紅 熱国之卷 大正3年/1914年 東京国立博物館
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今村紫紅 熱国之卷 大正3年/1914年 東京国立博物館
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今村紫紅 熱国之卷 大正3年/1914年 東京国立博物館
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今村紫紅 熱国之卷 大正3年/1914年 東京国立博物館
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今村紫紅 熱国之卷 大正3年/1914年 東京国立博物館
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今村紫紅 熱国之卷 大正3年/1914年 東京国立博物館
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今村紫紅 熱国之卷 大正3年/1914年 東京国立博物館



最後の第4章は
「暢気ノンキ に描け!」 。
紫紅の性格は豪放磊落(写真をみてもそう思う)で
面倒見が良い性格だったらしい。
後輩たちを導き
若い画家が生活に困ることなく
自由快活に描きたい絵を追求できることが
すなわち「暢気に描け」る環境作りに
紫紅は務めたという。
酒も好きだったようだ。
大正4年3月に
今村紫紅は下村観山、小杉未醒、横山大観
そして表具師の寺内銀次郎を伴い
日本美術院の資金調達のために合作絵巻を作りに
東海道五十三次の旅に出発する。
さぞかしにぎやかな道中だったのだろうか。
この時紫紅35歳だった。

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今村紫紅 水汲む女·牛飼う男 大正3年/1914年 平塚市美術館
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今村紫紅のモチーフにでてくるリスをイラストにしている。
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今村紫紅 細雨 大正4年/1915年 横浜美術館
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同上の部分
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今村紫紅 牡丹 大正4年頃/1915年頃 横浜美術館
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同上の部分
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下村観山、小杉未 醒、今村紫 紅、横山大観の4人は
経師の寺内銀次郎を伴い、 大正4年(1915年)東海道旅行に出発する
(出発時のオリジナルプリントは会場展示)
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今村紫紅·下村観山·小杉未醒·横山大観(共作)東海道五十三次絵巻 巻二 
大正4年/1915年 東京国立博物館
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同上
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同上
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同上
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同上
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安田靫彦 紫紅の像 大正5年/1916年 東京国立博物館


安田報彦の今村紫紅への追悼文:

今村君の性格の全部は
其作品が明快に物語って居る、
君は極めて意志の強い人であった。
実によい頭脳を持って居た人であった。
あの燃える様な感情を持って居ながら、
一方に常に緻密な頭脳で
平静な判断や内省を行って居た。
「逝ける今村紫紅君」、『中央美術』、大正五(一九一六)年四月号

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グッズショップ

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没後110年 日本画の革命児 今村紫紅
横浜美術館
2026年4月25日(土) ~ 6月28日(日)
主催:横浜美術館、毎日新聞社、TBSグロウディア、神奈川新聞社、tvk(テレビ神奈川)
特別協力:丸栄堂、東京国立近代美術館
協力:みなとみらい線
後援:TBSラジオ
観覧料:一般2,200円他

取材日:2026年4月24日

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2026年6月 2日 (火)

スペイン・バレンシアの17世紀バロック絵画の展覧会

Los Ribalta y el barroco naturalista
Del 22 de mayo al 04 de octubre de 2026
Museo Carmen Thyssen Málaga 

Comisariado:
Pablo González Tornel, director del Museo de Bellas Artes de Valencia

ハプスブルク家の君主制によって支配された17世紀スペインは
対抗宗教改革の宗教画を懸命に推進した。
カトリック信仰を強いるために
霊魂を感覚的に説得するのが目的だった。
カトリックを伝える手段として
視覚芸術に信頼を置いた。

教化、歓喜、とりわけ感動という聖像の役割が
明確にここには定義されている。

スペイン・バロックの多くは
時には生々しい自然主義が支配的であった。
自然主義(写実主義)は
16世紀終わり頃から拡がり
次世紀の間には浸透している。

Los Ribalta (Francisco y Juanの親子)の
作品を本展の中心に据えて
Gregorio Fernández
Zurbarán
Martínez Montañés
Velázquez
Espinosa
Murilloの絵画や彫刻が展示されている。

Valenciaは
Francisco Ribalta (1565-1628)は作品制作の円熟味を増した地であり
彼の息子であるJuan (1596/1597-1628) が30歳に
満たない短い人生を過ごした地でもあった。
対抗宗教改革の戒律を施行され
生み出された芸術的な成果は
Juan de Ribera (1532-1611)大司教の時代に
開花した。
大司教の指示のもと
マニエリスム様式の放棄が推奨され
自然主義の推進が行われた。
とりわけ「キリストの受難」のテーマと
聖画像が重視された。

Museo de Bellas Artes de Valencia所蔵から
セレクションされた10点の作品は
バレンシア・バロックにおける
聖画像、宗教場面の理解を深めてくれる。

Francisco Ribalataと息子
そして弟子たちの絵画は
その写実表現の秀逸さが称賛され
絵画に描かれたパッション、哀切さは
黄金の世紀の宗教的熱情の文脈のなかから
キリスト教信者たちの敬虔さと宗教的感情を
高揚させる。

Presentamos la exposición "Los Ribalta y el barroco naturalista"
https://youtu.be/DpC79Nw5fqA?si=-EEpqVzS5mbGTj4d

 

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Juan Ribalta, Preparativos para la Crucifixión, 1615 Óleo sobre lienzo, 311,7 x 239,5 cm Museo de Bellas Artes de Valencia

 

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2026年5月24日 (日)

昨日の展覧会の演奏会

昨日の展覧会と演奏会

雨が降りそうで降らない空模様
結果この日の天気はもった。

小説は一文字の積み重ね
一行の積み重ねで
物語という時間はすすむ。
文字という「形」(表意文字+表音文字)も見えている。

時には物語の時間は
Mario Vargas Llosaの『ラ・カテドラルでの対話』のように
物語が進む時間の最中に
一旦時間が遡行し
そしてまた時間が戻ること屡々。
読者の文字を見る視線(意識)が混濁すること屡々。
ところで『ラ・カテドラルでの対話』をまだ読み終えていない😿。

絵の一筆の積み重ねは
絵を表わしていることもあり
隠すこともある。
一筆一筆からできた階層を覗う(窺う)には
絵の前に暫し立ちすくむことがある。
入り組んだ色の階層は時間の積み重ねであり
その色(時間でもある)の階層を一枚一枚を剥がしていくと
何が見えているのだろうか。

野沢二郎さんとは
自分が茨城県境町で地域おこし協力隊として
美術展示活動をしている時に
知己を得た。

野沢二郎 Niro Nozawa
ゆれる草を見ている
Where the Grass Moves
Galerie Paris 
6月6日迄

野沢さんは
美術教師として
画家としてアトリエ
農民として
それぞれの場の時間と空間に
身を置かれている。

会場には一冊の写真帳が置かれていた。
土地を耕し
種を蒔き
育て
収穫までの農事の記録だった。

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Galerie Parisを後にし
都内に向かう前に時間があるので
中華街の爾麗美術に寄り
鈴木さんと暫く歓談。

都内、江戸川橋へ

昔よく聴いていた
皆川達夫さんの
NHKラジオの
「バロック音楽のたのしみ」 と
そのあとの「音楽の泉」。
皆川さんは6年前に亡くなられているが
いまでも皆川さんの声を憶えている。

トッパンホールで演奏を聴いた
「中世音楽合唱団」を皆川さんは
1952年に創立しています。

昨日は
ソプラノ、アルト、テノール、バスで
29名の演奏。
第1部はグレゴリオ聖歌の宗教曲。
第2部はゲスト演奏で
リコーダーの古橋潤一さん
パイプオルガンの能登伊津子さんによる
スペインとポルトガル17世紀の作曲者の作品演奏。
第3部は世俗曲。
最後は
合唱団と観客とともに
輪唱形式でイギリス民謡の
『夏がきた』を大合唱で終えた。

皆川さんは
中世音楽の研究ばかりでなく
オラショ(隠れキリシタンの祈り) で
長崎に取材し研究を行っていた。

ホワイエには
皆川達夫さんの写真が飾られていた。

江戸川橋のトッパンには
ホールの他に
印刷博物館があり
一年前の
「黒の芸術グーテンベルグとドイツ出版印刷文化」展を観ている。

昨日訪れた時には
トッパンが企画と運営を行っている
障がい者アーティストを支援する
「可能性アートプロジェクト展」が
開催されていた。

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2026年5月23日 (土)

Goya没後200年(2028年)に向けた展覧会

GOYA. El vuelo de la razón. Los Disparates. 
ゴヤ 理性の飛翔 版画シリーズ《妄》
2026年8月31日迄
Archivo Histórico Provincial de Teruel

Goyaのオリジナル版画シリーズ《Los Disparates/妄 》は
22点からなり
1815年から24年にかけて制作され
そしてGoyaの死後に出版されている。

22点の銅版のうち18点を1864年に
Real Academia de Bellas Artes de San Fernandoが出版し
残りの4点は1877年パリで出版された。
すべてGoyaの死後の出版。

本展では
このオリジナル版画シリーズ《Los Disparates/妄 》の
22点が展示されている。

人間の本質の普遍的な批判的表現である
恐怖、暴力、人間の信仰と悪徳と誤謬を通じて
本シリーズを観ていく。

“Modo de volar/飛翔法”の幻想性

 “Caballo raptor/女を誘拐する馬 ” の
捕食行為のようなエロティスモと恋愛関係

 “La lealtad/忠誠心”の
フェルナンドVII君主の取り巻きたちが
忠誠であることを自慢し合う愚かさ

このように本シリーズの幾作品から
重要なテーマが浮き彫りとなり
意味取り
そして解明となり得る。

Goyaは版画制作者として重要な作家であり
《Los Disparates/妄 》で使われた
エッチング、アクアティント、ドライポイント
それらばかりでなく
このあとの制作に出てくるリトグラフと
彼の時代のあらゆる版画技法を使いこなした。

Fundación Goya en Aragónは
本展は2028年に
Goyaの没後200年を迎えるにあたり
以下の展覧会プロジェクトを実施している。

《Disparates/妄 》をはじめ
《Caprichos/カプリチョス》
《Desastres de la guerra/戦争の惨禍》
《Tauromaquia/闘牛》を
スペインの3つの州で展示活動を
これから行うとのこと。

 

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2026年5月20日 (水)

Ron Mueck@森美術館

Ron Mueckの「ノーマルさ」

10年前の2016年4月1日に
十和田湖現代美術館を訪れ
《Standing Woman》を観て以来
Ron Muekを久しぶりに
森美術館で観る。

十和田湖現代美術館はその当時
撮影禁止となっていたが
聞くところによると
翌年の2017年から有料エリアの
常設展で撮影できることになった。
なので《Standing Woman》の
記録写真はない。

と言っても
今回の森美術館のロン・ミュエク展に
《Standing Woman》は出品されていない。

1968年オーストラリアのメルボルンで
生れたRon Mueckは
映画とテレビの世界でキャリアを積むと
ポルトガル人画家のPaula Regoとの
1966年のHayward Galleryでの
コラボレーション展がファイン・アートの
出発点だった。

この時にRegoの絵画とともに
Mueckは彫刻《Pinocchio》(83.8 x 20 x 20 cm)を発表。

Ron MueckはPaula Regoの義理の息子に
あたるという。

このPaula Regoというボルトガル人画家について
いずれ調べてみよう思っている。

Ron MueckとPaula Regoのコラボレーション展から
一年後に
彼の父親をモデルにした
《Dead Dad》(20 x 38 x 102 cm )を
ロンドンのRoyal Academy of Artsの
”Sensation:Young British Artists from the Saatchi Collection ”で
発表し一躍注目を浴びる。

2000年にロンドンのNatinonal Galleryからの招待で
アーティスト・イン・レジデンスとして
二年間を過ごすことになり
その期間に制作する作品は
National Galleryのパーマネント・コレクションに収められる。

そして2003年に
アーティスト・イン・レジデンスの期間中に
Ron Mueckが制作した彫刻作品は
National Galleryでの個展で発表された。

さて森美術館の本展の
最初の展示室にすぐ眼を引きつけた
《枝を持つ女/Woman with Sticks》。

裸の中年女性が束ねた枝を抱え上げる姿は
枝先が裸に触れる痛々しさを感じるのだが。
女性労働のストレスというよりは
観る者にはその逞しさのほうが勝る。

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枝を持つ女 Woman with Sticks 2009年 ミクストメディア 所蔵:カルティ工現代美術財団 2009 Mixed media Collection: Fondation Cartier pour l'art contemporain
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枝を持つ女 Woman with Sticks 2009年 ミクストメディア 所蔵:カルティ工現代美術財団 2009 Mixed media Collection: Fondation Cartier pour l'art contemporain


頭を枕にあて
白いシーツを胸まで覆う巨大な女性の
寝姿の《イン·ベッド/In Bed》。
日常を遙かに超える巨大さ(162 x 650 x 395 cm )と
女性の視線(別に私に向けているようでもないが)
そして寝姿に
なにか小っ恥ずかしを感じてしまう。
場の設定をプライベートな寝室であるのか
病院の病室であるのかで
自分の立ち位置(感情)が違ってくる。

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イン·ベッド In Bed 2005年 ミクストメディア A/P 所蔵:カルティエ現代美術財団 2005 Mixed media A/P Collection: Fondation Cartier pour l'art contemporain
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イン·ベッド In Bed 2005年 ミクストメディア A/P 所蔵:カルティエ現代美術財団 2005 Mixed media A/P Collection: Fondation Cartier pour l'art contemporain

 

《エンジェル/Angel》は
全面ガラスがはめ込まれた窓から
六本木界隈を見渡せる展示室にある。
六本木を眺めているわけではなく
下をうつむいて
どこか元気がないエンジェルである。
18世紀イタリアの画家ジョヴァンニ・バッティスタ・ティエポロの
代表作《ヴィーナスと時間の寓意》(1754〜58年頃) を作家が観て
本作を制作したという。
《ヴィーナスと時間の寓意》に描かれている
翼を持つ年老いた男性(時間の擬人化) を
中年男の天使に置き換えているが
頬杖をつき
こころなしか元気がなく
雄々しさのないエンジェルである。

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エンジェル Angel 1997年 ミクストメディア 個人蔵 1997 Mixed media Private Collection
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エンジェル Angel 1997年 ミクストメディア 個人蔵 1997 Mixed media Private Collection
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エンジェル Angel 1997年 ミクストメディア 個人蔵 1997 Mixed media Private Collection

 

パンツ一丁の老人が両手をテーブルにつき
鶏と対峙(?)している《チキン/マン/chicken / man》。
なんでこんな状況になってしまったんだろうと
きっとこのおじいさんは考えているにちがいない。
鶏とてなんでおじいさんと対峙しないといけないのかと
考えている。
この不測の事態は世の中にしばしばあると思えば
なんのことはないか。

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チキン/マン chicken / man 2019年 ミクストメディア 所藏:クライストチャーチ·アート·ギャラリー/テ·プナ·オ·ワイウェトゥ(ニュージーランド) 2019 Mixed media Collection: Christchurch Art Gallery Te Puna o Waiwhetü, New Zealand Purchased 2019 by Christchurch Art Gallery Foundation with assistance from Catherine and David Boyer, Friends of Christchurch Art Gallery Te Puna o Waiwhetü, Charlotte and Marcel Gray, Ben Gough Family Foundation, Jenny and Andrew Smith, Gabrielle Tasman and Ken Lawn, Christchurch Art Gallery Foundation's London Club along with 514 other generous companies.
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チキン/マン chicken / man 2019年 ミクストメディア 所藏:クライストチャーチ·アート·ギャラリー/テ·プナ·オ·ワイウェトゥ(ニュージーランド) 2019 Mixed media Collection: Christchurch Art Gallery Te Puna o Waiwhetü, New Zealand Purchased 2019 by Christchurch Art Gallery Foundation with assistance from Catherine and David Boyer, Friends of Christchurch Art Gallery Te Puna o Waiwhetü, Charlotte and Marcel Gray, Ben Gough Family Foundation, Jenny and Andrew Smith, Gabrielle Tasman and Ken Lawn, Christchurch Art Gallery Foundation's London Club along with 514 other generous companies.

 

森美術館の展示室の一室を
大きな頭蓋骨の彫刻100点で埋め尽くす
《マス/Mass》。
「死」が矮小化されている現代だが。
「髑髏」の間を抜けている時に感じる
「髑髏」からの視線。
死してもなおも視線を放つ「髑髏」。
100体の塊からではなく
個々の「死」からの視線である。
関東大震災
アウシュビッツ
カティンの森
南京
広島と長崎
ソンミ村
ガザ....

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マス Mass 2016-2017年 合成ポリマー塗料、ファイパーグラス 所蔵:ビクトリア国立美術館(メルボルン)、2018年フェルトン遺贈 2016-2017 Syrithetic polymer paint on fiberglass Collection: National Gallery of Victoria, Melbourne, Felton Bequest, 2018
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マス Mass 2016-2017年 合成ポリマー塗料、ファイパーグラス 所蔵:ビクトリア国立美術館(メルボルン)、2018年フェルトン遺贈 2016-2017 Syrithetic polymer paint on fiberglass Collection: National Gallery of Victoria, Melbourne, Felton Bequest, 2018
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マス Mass 2016-2017年 合成ポリマー塗料、ファイパーグラス 所蔵:ビクトリア国立美術館(メルボルン)、2018年フェルトン遺贈 2016-2017 Syrithetic polymer paint on fiberglass Collection: National Gallery of Victoria, Melbourne, Felton Bequest, 2018
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マス Mass 2016-2017年 合成ポリマー塗料、ファイパーグラス 所蔵:ビクトリア国立美術館(メルボルン)、2018年フェルトン遺贈 2016-2017 Syrithetic polymer paint on fiberglass Collection: National Gallery of Victoria, Melbourne, Felton Bequest, 2018
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マス Mass 2016-2017年 合成ポリマー塗料、ファイパーグラス 所蔵:ビクトリア国立美術館(メルボルン)、2018年フェルトン遺贈 2016-2017 Syrithetic polymer paint on fiberglass Collection: National Gallery of Victoria, Melbourne, Felton Bequest, 2018
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マス Mass 2016-2017年 合成ポリマー塗料、ファイパーグラス 所蔵:ビクトリア国立美術館(メルボルン)、2018年フェルトン遺贈 2016-2017 Syrithetic polymer paint on fiberglass Collection: National Gallery of Victoria, Melbourne, Felton Bequest, 2018
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マス Mass 2016-2017年 合成ポリマー塗料、ファイパーグラス 所蔵:ビクトリア国立美術館(メルボルン)、2018年フェルトン遺贈 2016-2017 Syrithetic polymer paint on fiberglass Collection: National Gallery of Victoria, Melbourne, Felton Bequest, 2018
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マス Mass 2016-2017年 合成ポリマー塗料、ファイパーグラス 所蔵:ビクトリア国立美術館(メルボルン)、2018年フェルトン遺贈 2016-2017 Syrithetic polymer paint on fiberglass Collection: National Gallery of Victoria, Melbourne, Felton Bequest, 2018

 

ロン·ミュエクの彫刻は
人間の大きさを
遙かに超える像もあれば
等身大の像もある。
大小のそれらに触れて(鑑賞して)
情感の「質」や「量」は
変わるわけではないという
ある意味
「ノーマルさ」が求められているのでは
ないだろうか。

 

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ロン・ミュエク
2026年4月29日(水・祝)ー9月23日(水・祝)
主催:森美術館 カルティエ現代美術財団
特別後援:オーストラリア大使館
企画:近藤健一(森美術館アジャンクト・キュレーター)
チャーリー・クラーク(本展アソシエイト・キュレーター)
キアラ・アグラディ(カルティエ現代美術財団キュレーター)
料金:[平日]一般 2,300円 他
[土・日・休日]一般 2,500円 他

ロン・ミュエクのアトリエの写真

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ゴーティエ·ドゥブロンド Gautier Deblonde ロン·ミュエクのスタジオ、ベントナー、 2019-2023 Ron Mueck's Studio, Ventnor, 2019-2023 2019-2023年 Cプリント、アルミ複合板 2019-2023 C-Print on aluminum composite board
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ゴーティエ·ドゥブロンド Gautier Deblonde ロン·ミュエクのスタジオ、ベントナー、 2019-2023 Ron Mueck's Studio, Ventnor, 2019-2023 2019-2023年 Cプリント、アルミ複合板 2019-2023 C-Print on aluminum composite board
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ゴーティエ·ドゥブロンド Gautier Deblonde ロン·ミュエクのスタジオ、ベントナー、 2019-2023 Ron Mueck's Studio, Ventnor, 2019-2023 2019-2023年 Cプリント、アルミ複合板 2019-2023 C-Print on aluminum composite board
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ゴーティエ·ドゥブロンド Gautier Deblonde ロン·ミュエクのスタジオ、ベントナー、 2019-2023 Ron Mueck's Studio, Ventnor, 2019-2023 2019-2023年 Cプリント、アルミ複合板 2019-2023 C-Print on aluminum composite board

 

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2026年5月15日 (金)

“Disputar la mirada. Imaginarios visuales de las mujeres indígenas” @Museo Nacional del Arte, México

現在メキシコ・シティで
Museo Nacional del Arteで開催中の展覧会

“Disputar la mirada. Imaginarios visuales de las mujeres indígenas”  
奪われる視線
インディヘナ女性たちの記憶の可視化

インディヘナの女性たちを巡り
認識と固定観念に対する問いを
la Malinche(マリンチェ)の神話から
Luz Jiménezまで
そして
la Tehuanaから María Candelariaまでの
三世紀にわたる
様々な時代と様々な観点との交差を辿る。

因みに上記に挙げたインディヘナの女性たちについて....

la Malinche(c.1500–c.1529)は
Nahua族の女性でNahuatl語を使うばかりでなく
Maya語に通じていた。
メキシコを征服したスペイン人Hernán Cortésの通訳者として
スペインに協力した。
そこから
la Malincheは外国勢力に味方する”malinchista”の語源ともなっている。

Luz Jiménez(1897-1965)は
Diego RiveraやJosé Clemente Orozcoらの画家たちの
モデル・ミューズとして
「最も描かれたメキシコ人女性」と呼ばれた
Nahua族の女性であり
Nahuatl語の語り部として
先住民の物語や伝統を伝えた。

la TehuanaはOaxacaからVeracruzにまたがる
Tehuantepec地峡に住む
zapoteca族の女性の衣裳もしくは女性自身を指す。
画家Miguel Covarrubiasはla Tehuanaを
モデルにした代表作を残している。
そしてzapotecaの衣裳は
Frida Kahloが愛用したことで知られている。

 María Candelariaは
1944年制作のメロドラマ映画『María Candelaria』で
役柄として登場するインディヘナの女性。
 María Candelariaの役を
当代随一の人気映画女優である
Dolores del Ríoが演じた。
あらすじは
若いジャーナリストは
老人画家に
画家のアトリエに
飾られているインディへ女性の
裸婦の肖像画をみせて欲しいとせまる。
老画家はこの肖像画の隠された物語を
回想し始める。
メキシコ革命勃発直前の
1909年のメキシコのXochimilcoが蘇る。

絵画、彫刻、版画、写真、書籍などを通じて
メキシコのインディヘナ女性の歴史と存在性を呼び覚ます。

Curaduría por:
Andrea García Rodríguez 
Ariadna Solís Bautista 

“Disputar la mirada. Imaginarios visuales de las mujeres indígenas”  
11 · 12 · 2025 — 05 · 07 · 2026 
Museo Nacional del Arte
Ciudad de México, México 

Exposición reivindica papel de la mujer indígena en historia e identidad de México

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2026年5月 7日 (木)

Modern Cuban Painters from Havana to New York Revisited@Patricia & Phillip Frost Art Museum

Modern Cuban Painters from Havana to New York Revisited
Patricia & Phillip Frost Art Museum
Florida International University
Modesto A. Maidique Campus
10975 SW 17th St
Miami, FL 33199 
Saturday, May 2, 2026 — Sunday, October 18, 2026 

Elizabeth T. GoizuetaとCristina Figueroa Vivesが
キュレーションを務める本展を通じて
1944年にNew York MoMAで初めて
キューバ近代美術を紹介する展覧会が開催され
米国のカルチュラル・シーンにキューバ美術が
登場したことを再考する。

キューバ島の近代美術の
特性を形づくり
その国際的知名度を高めた
Mariano Rodríguez
Mario Carreño
Carlos Enriquez
Roberto Diago
Cundo Bermúdez
René Portocarrero
Wifredo Lam
Fidelio Ponce
Amelia Peláez
などの主要な作家たちの作品を展示するほかに
ニューヨークという地域の役割
MoMA初代館長のAlfred H. Barr Jr.の役割
1940年代にキューバ近代美術を
紹介してきたMoMA近隣のギャラリーの役割の
検証を行っている。

Elizabeth T. Goizuetaは
Boston College’s Office of International Programの
前Assistant Directorで現在は 
Hispanic Studies section of 
the Department of Romance Languages and Literaturesで教えている。

Cristina Figueroa Vivesは
Estudio Figuero Vives(Havana, Cuba)のキュレーター。

 

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Mariano Rodríguez, El desayuno (The Breakfast), 1943. Oil on canvas, 30 ½ x 41 inches. © Mariano Rodríguez Estate. Photo: Cora Jean Rafe.

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2026年5月 5日 (火)

National Museum of Mexican Art@シカゴの美術館巡り

Elsa Muñozの《Drifting Sun (El sol va descendiendo)》

1983年生れの
Elsa Muñozは
シカゴのSouth Sideで生れ育った
メキシコ系アメリカ人アーティスト。
シカゴとマドリーにアトリエを構えて
活動する。

緑(自然)が少ないSouth Sideは
行政サービスが行き届いていなく
治安もそう良くない地域。
そのようなところで
育ったはElsa Muñozは
自然と癒しに関心を抱き
写実性が高い絵を中心に描いている。

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Drifting Sun (El sol va descendiendo) Elsa Muñoz 2010 oil on masonite panel mounted on wood / óleo sobre panel de masonite montado sobre madera 24" x 36" x 2 1/4"; 25 3/8" x 37 3/8" x 3 1/8" (framed) NMMA Permanent Collection, 2011.61, Gift of the artist

2026-07-06

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2026年5月 4日 (月)

チュルリョーニス展@国立西洋美術館

チュルリョーニス展
内なる星図
2026年3月28日[土]-6月14日[日]
国立西洋美術館

チュルリョーニス自身は
画家であるとともに
職業的な作曲家であるという
二面性を持つ芸術家であった。

音楽の造形化に関心を集中させたのは
1907年から1909年にかけてである。

絵画の伝統的な遠近法に基づく
統一的再現的空間を放棄している。

この二連画はその時期の作品。

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プレリュード[二連画「プレリュード、フーガ」より]1908年テンペラ、水彩/紙60.2x71.1cm

 

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フーガ[二連画「プレリュード、フーガ」より]1908年テンペラ、水彩/紙62.2x72.6cm

チュルリョーニス展
内なる星図
2026年3月28日[土]-6月14日[日]
国立西洋美術館

会期:2026年3月28日[土]-6月14日[日]
開館時間:9:30~17:30(金・土曜日は~20:00)
※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日、5月7日[木](ただし、3月30日[月]、5月4日[月・祝]は開館)
会場:企画展示室B2F
観覧料:一般2,200円、大学生1,300円、高校生1,000円

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2026-03-27プレス内覧会

 

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