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2024年10月

2024年10月27日 (日)

さくらももこ展@森アーツセンターギャラリー

 さくらももこ展のさくらももこさんは1965年静岡で生まれ、2018年に永眠されている。53年という短い生涯のなかで、1984年作家デビューしてから、34余年の作家活動だった。「ちびまる子ちゃん」というおんな子を世に知らしめたのはTVアニメの公開が大きなきっかけであったかと感じる。筆者も少なからず、大人の年齢になって、この番組を目にすることはたびたびあった。サザエさんと同じように。
サザエさんもそうだが、日本の家庭生活や学校生活、人間関係をおもしろおかしく表わしている。
 展覧会の冒頭には、息子さんが「さくらももこ展」と母親に寄せる想いを綴っている。「ちびまる子ちゃん」のまる子の名前の由来らしきメッセージがあった。
さくらももこ展
森アーツセンターギャラリー
2025年1月5日まで
プレス内覧会にて撮影
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2024年10月18日 (金)

島の「重さ」をめぐって  キューバの文学を読む 久野量一 著

積読本

島の「重さ」をめぐって
キューバの文学を読む
久野量一 著
2018年 松籟社

キューバの芸術においては、二つの潮流、二つの詩学がある。
――キューバは世界史上の磁場であり、特別な存在である、ゆえにこの島は「重い」。
――キューバは曖昧で不明瞭な存在だ、言わばこの島には「重さがない」。
自らのアイデンティティを自明視する「肯定の詩学」と、それを疑う「否定の詩学」。
相反する二つの詩学を両輪に走り続けてきたキューバの文学を、複眼的な視線で追う。
松籟社HPより

9784879843647

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2024年10月 5日 (土)

五島三子男展 tiny history@d-lab gallery

2007年から、植物の葉やその葉脈が持つ無尽蔵なイメージを、コラグラフとコラージュで表現している。
種から芽を出し、花を咲かせ、やがて土に還るサイクルを植物は繰り返す。
今展では、《tiny history》をタイトルとして、人知れずに繰り返すサイクルを言い表している。
五島三子男展 tiny history
d-lab gallery
2024年10月6日まで
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