Art, Activism, Access: 40 Years of Ethnic Studies at UCLA
Art, Activism, Access: 40 Years of Ethnic Studies at UCLA
2010年2月28日-6月13日
Fowler Museum at UCLA
1969年のカルフォルニア大学ロサンジェルス校(UCLA)Angela Davis教授解雇問題(注)、アパルトヘイト体制をとる南アフリカに投資している企業への大学からの投資に反対する運動から1980年代に大学キャンパスに発生したテント村、1993年のチカーノ研究科創設のために行った学生や教員たちのハンガーストライキなど、過去40年間にわたって、UCLAは、人種問題、人権問題、社会参画と取り組んできた。政治イデオロギーや社会運動でアメリカが二分された1960年代後半、UCLAの教員、学生、スタッフ、さらに地域社会は、大学にエスニック研究機関の設置を要求した。Charles E. Young学長は、それに応じ、American Indian Studies Center、 Asian American Studies Center、 Bunche Center for African American Studies、Chicano Studies Research Centerの四つの研究機関を設立させる。
「Art, Activism, Access: 40 Years of Ethnic Studies at UCLA展」は、影響力を持つこれら研究センターの取り組みとその成果を展示するとともに、アメリカ人社会のなかで過小評価されているコミュニティについての重要な課題を提起する。壁画、グラフィックアート、フィルム、エフェメラ、写真などの展示品は、注目を引く歴史のなかの重要な瞬間を捉え、UCLAにおける40年間のエスニック研究の成果が改めて見直される。
(注)カルフォルニア大学ロサンジェルス校の哲学科教授のAngela Davisは、急進的フェミニスト、米国共産党員としても知られていた。カルフォルニア大学理事会は、カリフォルニア州知事ロナルド・レーガンから要請を受け、Davisが共産党員という理由で、、彼女を解雇した。解雇不服で告訴した後、再雇用されている。
Asian American and American Indian Studies Centers Mural
Chicano Studies Research Center Mural
Ralph J. Bunche Center for African American Studies Mural
会期中のフィルム上映スケジュール
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プレスリリース
「exhibition_explores_ethnic_studies_at_ucla_over_past_forty_years.pdf」をダウンロード
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