佐々木加奈子展
資生堂が新進アーティストを支援するメセナ活動としての公募展に入選した3名の展覧会が東京銀座にある同社のギャラリーで順次開催されている。
入選者のひとり、佐々木加奈子は、作家自身が被写体となり、鑑賞者にそれぞれの物語を想像させるセルフポートレイトのシリーズや、歴史的な出来事(事件)があった場所に身を置き、史実を自身のリアリティーとして表現した歴史のプロジェクトなど、土地の記憶、人の記憶、歴史等を作家自身が「体験」「体感」することで、写真や映像作品を制作しているアーティスト。
本展では、ボリビアにある沖縄村をモチーフにした映像とインスタレーション作品を展示する。戦争、移民等の歴史的な事実を、佐々木の視点を通して、かけ離れた過去の出来事ではなく「いま」の私たちの身近な物語として映像で表現する。
Okinawa Art(仮) 2008 映像
佐々木加奈子展
〔会期〕2009年2月6日(金)-3月1日(日)
〔会場〕資生堂ギャラリー
東京都中央区銀座8-8-3東京銀座資生堂ビルB1階
電話03-3572-3901
佐々木加奈子
1976 | ![]() |
宮城生まれ |
2004 | ![]() |
スクール・オブ・ビジュアルアーツ(NY)大学院写真映像科修 |
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