アルゼンチン演劇人のトークイベント
アルゼンチンの劇作家・演出家Mariano Pensottiマリアーノ・ペンソッティと舞台美術家Mariana Tirantteのトークイベントが横浜のZAIMで行われる。
急な坂国際交流レジデンス事業プレトーク
"La Marea"ver.Yokohama
【ゲスト・スピーカー】
マリアーノ・ペンソッティ(劇作家・演出家)
マリアナ・ティランテ(舞台美術家)
【日時】4月24日(木) 19時オープン、19時30分スタート
【料金】1000円(1ドリンク付)
【会場】ZAIM本館1階 ACYラウンジ
※みなとみらい線日本大通駅徒歩2分 JR・横浜市営地下鉄関内駅徒歩5分
要予約
予約申込フォームはこちら→http://kyunasaka.jp/m_cafe17.html
電話による予約はtel:045-250-5388まで
主催:急な坂スタジオ
共催:アーツコミッション・ヨコハマ
(財団法人横浜市芸術文化振興財団、横浜市開港150周年・創造都市事業本部)
助成:アサヒビール芸術文化振興財団、平成20年度文化庁国際芸術交流支援事業
急な坂スタジオでは、サイトスペシフィックなパフォーマンス/インスタレーションで世界の注目を集めるアルゼンチンの新鋭アーティスト、マリアーノ・ペンソッティとマリアナ・ティランテを迎え、今年9月に予定されている横浜でのレジデンス創作および公演に向けたプレトークを行います。
都市のとあるストリートをまるごと劇的空間に見立て、9つものショートストーリーを同時に展開するパフォーマンス「ラ・マレア」。街中の集合住宅全体を使い、フラットの部屋やキッチン、屋上にまで劇的状況を挿入していく「インテリオレス」。
これらの作品では、ありふれた日常に接続した空間が、匿名の人々の物語によって満たされ、フィクションと現実の境界を、観客と作品の関係性を、静かに揺さぶっていきます。彼らのこうした試みは、ブエノスアイレスのみならず、世界中の諸都市にも飛び火し、大反響を巻き起こしてきました。
今回のカフェトークでは、これまでのプロジェクトの思想と実践をたどりながら、横浜でのレジデンス創作に向けたキックオフとなります。横浜バージョン創作にあたって、日本人キャスト16名のオーディション情報も初公開予定。お見逃しなく!
(急な坂スタジオサイトより)
マリアーノ・ペンソッティ Mariano Pensotti
1973年、ブエノスアイレス生まれ。90年代から映画監督として活動を始める。「El Camino Del Medio」(1994年)、「Sonar Lobos y Jerafas」(1996年)などを製作し、2000年代より演劇作品の演出・劇作も手がけるようになる。「Ojos Ajenos」(2000年)、「Trieste」(2001年)、「Los 8 Julio」(2002年)、「El Rio」(2004年)などの作品はアルゼンチン国外でも注目を集め、2004年にはベルリンのヘッベル・シアターとの共同制作で「Los Muertos」を発表。2005年9月、ブエノスアイレス国際フェスティバルで「La Marea」を発表、その後ブリュッセル、ベルリン、リガ、ダブリンといった都市でも、その都市のコンテクストに合わせたバージョンを発表し、各都市で絶賛された。2007年の新作「Interiores」では、「La Marea」に参加した他ジャンルのアーティストたちとの再度コラボレーションをし、集合住宅全体を使ってのパフォーマンスを実現させた。
マリアナ・ティランテ Mariana Tirantte
1976年生まれ。エルネスト・デラ・カルコバ美術学校(Escuela Superior de Bellas Artes "Ernesto de la Carcova")で、舞台美術と衣裳デザインを学ぶ。1997年に、テアトロ・コロン(Teatro Colon)のインターンとしてオリア・プッポ(Oria Puppo)、アルベルト・ネグリン(Alberto Negrin)らのアシスタントとして経験を積む。マリアーノ・ペンソッティ作品には「La Marea」の他に、「Los Muertos」 (2005/ベアトリズ・カタニとの共同演出作品)、「Vapor」(2004)、「Interiores」(2007)でも美術及び衣装として参加し、重要な役割を担っている。彼女は現在ダンスカンパニー"クラップ"(Krapp)のテクニカルスタッフとして世界ツアーに参加している他、第5回及び第6回ブエノスアイレス演劇祭のテクニカルディレクターを務めた。2008年も、様々なプロジェクトに参加予定である。
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