美術著作権のシンポジウム
インターネットや紙媒体等で、著作権者(作家若しくは継承者)の許可を得ないままに作品の画像、図版が掲載されるという現状を認識してもらうと同時に、美術著作権問題を広く一般に考えてもらいたいという主旨のシンポジューム(美術著作権シンポジューム実行委員会主催)が今秋に開催される。
【シンポジウムの詳細について下記の通り情報をアップデートしました。】
■テーマ
「もっと知りたい、美術の著作権」 まずは絵画から
■目的
美術の著作権について今回は、絵画を中心に理解を深めていただき、著作権者である画家の権利の保護と著作権の利用促進に資する。あわせて今後のインターネットなどのIT技術の発展と美術の著作権のかかわりに著作権を保有する立場、司法の立場、使用する立場などからの見識者の討議を通して、その方向性を探ります。
■日時・会場
2006年11月12日(日) 13:00~17:00
13:00~13:10 開催挨拶(ACC-美術情報センター)
13:10~14:15 基調講演(質疑応答を含む)
14:15~14:30 休憩
14:30~16:30 パネルディスカッション
16:30~16:40 閉会挨拶
会場: 横浜開港記念会館・講堂
神奈川県横浜市中区本町1-6
定員 400人
入場料 無料
■基調講演演題・講演者
「もっと知りたい、美術の著作権」 まずは絵画から
大和 淳 氏(横浜国立大学大学院助教授)
■パネルディスカッション
パネリスト
著作権を保有する立場から
-山本 貞 氏(洋画家)
-中島千波 氏(日本画家)
著作権を使用する立場から
-山梨俊夫 氏(神奈川県立近代美術館館長)
司法の立場から
- 伊藤 真 氏(弁護士)
学識者の立場から
-大和 淳 氏(横浜国立大学大学院助教授)
コーディネーター: 中谷 日出 氏(NHK解説委員)
内容
1.著作権の現状と問題点(14:30~15:00)
●どのような行為に著作権が関わるのか
2.著作権の制限(15:00~15:30)
●許諾なく他人の著作物を利用できるのは
3.今後の展開(15:30~16:00)
●著作物利用の許諾を得る方法は(著作権管理事業など)
4.質疑応答 (16:00~16:30)
■主催者
美術著作権シンポジューム実行委員会
事務局:美術著作権センター(ACC)
神奈川県横浜市中区真砂町3-33セルテ9階
〒231-0016 E-mail: info@art-copyright.jp
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