金沢晋吾 六本木クロッシング2022展:往来オーライ! Roppongi Crossing 2022: Coming & Going 森美術館
六本木クロッシング2022展:往来オーライ!
Roppongi Crossing 2022: Coming & Going
森美術館
3.26最終日
金沢晋吾《長い間》
行方不明になっては舞い戻る父親のポートレート《Father》を2010年に発表した金沢は、本展では、長年にわたって行方不明になっていた伯母のポートレート《長い間》(2010-2020)を出品。
本作品群は、2018年の横浜市民ギャラリーあざみ野の個展「長い間」で開催された視覚障がい者との鑑賞ワークショップに参加して、観ていた。金沢にとって伯母と共有する記憶がなかったため、それまで金沢にあった当事者同士が共有する「主題=物語」というテキストがあったが、《長い間》にはなかった。
視覚障がい者との鑑賞ワークショップでは、目が見える人が、目が見えない人に、《長い間》を説明することは、作家とは離れたところで、目を見える人と、目が見えない人との間で、視覚言語というテキストを作成し、共有していたのかもしれない。
写真は内覧会取材撮影
26marzo2023
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