« ポーラ美術館コレクション展「甘美なるフランス」Bunkamuraザ・ミュージアム | トップページ | パリで藤田嗣治と川島理一郎を、ディエゴ・リベラ、パブロ・ピカソに引き合わせたチリ人画家 »

2021年10月 5日 (火)

日常の輪郭 Contours of Life 百瀬文・田代一倫 新・今日の作家展2021 横浜市民ギャラリー

百瀬文さんは、渡米(トランプ政権時代)して、ブラックフェミニズムの歴史で疎外されてきた人々がいることを知る。そして、女性のカテゴリーの中にも複数の身体性が存在することを、身をもって感じた。「私たち」と語る必然性を理解しつつ、そこで零れ落ちていく個別の身体の声に関心を持ったという。
出品作のひとつ《Flos Pavonis》*は、ポーランドで、今年1月に人工妊娠中絶を禁ずる法律が成立し、その法律の反対するデモに参加するポーランドの友人との往復書簡形式の映像作品。
※Flos Pavonisは、日本ではオオコチョウと呼ばれ、堕胎効果を持つ植物と言われている。
掲載写真は、お互いの目を隠しあって、隠された目は相手が持っている《Borrowing the Other Eye (Gade)》(2017年、デジタルプリント)。
28septiembre2021
20210928-4
日常の輪郭 Contours of Life
百瀬文・田代一倫
新・今日の作家展2021
横浜市民ギャラリー
10/10まで

|

« ポーラ美術館コレクション展「甘美なるフランス」Bunkamuraザ・ミュージアム | トップページ | パリで藤田嗣治と川島理一郎を、ディエゴ・リベラ、パブロ・ピカソに引き合わせたチリ人画家 »

展覧会/Exhibition」カテゴリの記事