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2018年12月 3日 (月)

世田谷美術館「アフリカ現代美術コレクションのすべて」ほか

 世田谷美術館の「アフリカ現代美術コレクションのすべて」。紹介されている9名は西アフリカ地域の出身で、美術や法律などの高等教育を受けているアーティストが多い。生誕年でいうと長老は、サカ・アクエ(ガーナ、1923-2007)、パスカル・マルチーヌ・タユ(カメルーン)が一番の若手で、1967年生まれとなる。コンパクトな展示で、アフリカの現代美術の一端が掴める。

 彫刻家で音楽活動も行ったサカ・アクエは、早くから世田谷美術館での展覧会(1989年)で紹介されている。彫刻家エル・アナツイ(ガーナ、1944-)は、2011年に神奈川県立近代美術館で日本で初の大規模な回顧展が開かれている。

 本展には、床屋の看板の展示もある。いずれも作家不詳なのだが、イラストでヘアースタイルが描かれていて、「Boeing 707」、「Ford Concord」などのようなスタイル画を見て、お客は「このヘアースタイルにしてくれ」と頼んでいたんでしょうかね。面白い。

   参考になるかどうかわかりませんが、アフリカの子どもたち(4歳から15歳まで)の絵が、カナガワビエンナーレ国際児童画展のサイト「子どもアートミュージアム」で観られますので、よかったらアクセスしてください。
http://www.earthplaza.jp/biennial/japanese/refarence-country/index.html

 アフリカ現代美術コレクション展示の後は、小コーナー展示として「追悼-保田春彦」が続く。生前、仕事で一度だけ電話で話しことがありますが、気さくな性格が電話の声からも伝わってきました。

「アフリカ現代美術」、「保田春彦」ともに、来年4月7日まで展示。

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 場所を移動して、清川泰次記念ギャラリーに。来年3月17日まで開催中の「清川泰次 昭和の学生旅行」は、清川が愛用したライカで撮影した写真展。これが終わって次年度からは、絵画展となるそうだ。清川はアメリカ時代、岡田謙三と交流をもっている。

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