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2016年7月

2016年7月26日 (火)

Jesús Rafael Soto ヘスス・ラファエル・ソト/オークション情報

Jesús Rafael Soto ヘスス・ラファエル・ソト
ベネズエラ、ボリーバル出身
1923-2005
ベネズエラの美術学校で学ぶ。重要なキネティックアーティストの一人。
1970年代から、ニューヨークのMOMAや同じグッゲンハイム美術館、パリのジョルジュ・ポンピドゥセンターで展覧会を行う。1966年のヴェネチアビエンナーレ、1996年のサンパウロビエンナーレに出品。
 
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Caroni, 1971
8点揃い
シルクスクリーン
ショーラー・パロル・カードボード
84.33 x 59.44 cm   
鉛筆でサインとエディションナンバー(各プリント)
エディション 90/175 
版元:Denise René Hans Mayer, Düsseldorf   
エスティメーション 8,000—12,000 USD

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2016年7月21日 (木)

Frida is 石内 都展 Ishiuchi Miyako Exhibition 

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Frida by Ishiuchi
2012/2016
©Ishiuchi Miyako

 ドイツ出身の父とメスティソ(先住民とスペイン人との混血)の母を持つメキシコの画家フリーダ・カーロ(1907-1954)は、メキシコ・シティのコヨアカンで生まれた。フリーダの医者になるという夢は、18歳の時、乗車していたトロリーバスの事故による大けがで打ち砕かれたが、けがの後遺症と戦いながら絵を描き始めた。

 そのフリーダが身につけていたコルセットや衣服、靴、指輪などの装飾品に加え、櫛や化粧品、薬品などの遺品を、写真家・石内都が、2012年に、フリーダ・カーロ博物館(メキシコ・シティ)からの依頼で撮影を行った。本展では、「Frida by Ishiuchi」、「Frida愛と痛み」シリーズより31点の作品を展示する写真展が、資生堂ギャラリー(東京・銀座)で8月21日まで開催されている。

Frida is 石内 都展 
Ishiuchi Miyako Exhibition
 

会期 2016年6月28日(火)-8月21日(日)
    11:00-19:00(日曜日・祝日は18:00まで)
休廊日 毎週月曜日
観覧料 無料

会場 資生堂ギャラリー
    東京都中央区銀座8-8-3 東京資生堂ビル地下1階
    https://www.shiseidogroup.jp/gallery/

主催 株式会社 資生堂
後援 メキシコ大使館
協力 The Third Gallery Aya/有限会社フォトグラファーズ・ラボラトリー
    株式会社カシマ/有限会社小林額縁製作所

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 石内都(1947年群馬県桐生市生まれ、神奈川県横須賀市で育つ)は、横須賀のドブ板通りの廃業したキャバレーで開催した「From Yokosuka」(1981年)をはじめ、「石内都 ひろしま/ヨコスカ」(2008年、目黒区美術館)、「Mother's」(2005年、ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館に出品)など、街や人の記憶にまつわる作品を撮り続けてきた。2014年には「写真界のノーベル賞」と言われるハッセルブラッド国際写真賞を受賞する。

 石内は、フリーダの遺品を自然光のなかに置き、フリーダと対話するかのように撮影を行ったという。今展では、資生堂ギャラリーの壁面が、それぞれの作品群にあわせて、メキシカン・カラーに塗り替えられた。

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Frida by Ishiuchi
2012/2016 ©Ishiuchi Miyako

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Frida Love and Pain
2012/2016 ©Ishiuchi Miyako

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Frida Love and Pain
2012/2016 ©Ishiuchi Miyako

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2016年7月18日 (月)

特別展「禅-心をかたちに- The Art of ZEN from Mind to Form」東京展 今秋開催

 臨済宗・黄檗宗(おうばくしゅう)の源流に位置する高僧、臨済義玄(りんざいぎげん)禅師の1150年遠諱と、日本臨済宗中興の祖、白隠慧鶴(はくいんえかく)禅師の250年遠諱を記念する展覧会「禅−心をかたちに−」東京展が、今年10月18日から開催されるにあたり、記者発表が、同展の会場となる東京国立博物館で7月7日に行われた。

 四名の担当研究員(救仁郷秀明氏、三笠景子氏、山下善也氏、浅見龍介氏)たちにより、本展の見どころが紹介された。

 見どころのひとつ「戦国武将と禅僧」では、生死を分ける決断を日々迫られる戦国武将にとって、禅僧は彼らのブレーンとして活躍した。北条早雲、今川義元、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康まで、戦国時代から江戸時代までの武将と禅僧の関わりを紹介する。狩野光信筆による《豊臣秀吉像》(安土桃山時代、慶長4年/1599年、重要文化財、展示期間11月8日から27日まで)や江戸初期の武人肖像画の《黒田長政像》(江戸時代、元和9年/1623年、展示期間10月18日から11月20日まで)などが展示される。

 二つ目のみどころ「禅と茶の湯」は、日本の文化象徴のひとつである「茶の湯」は、その成立と展開には禅と深く関わっている。鎌倉・室町時代の禅院では、中国から渡来した「唐物」で室内を飾り、茶を喫することが流行した。戦国の世を経て、侘茶が浸透するまでの様子をたどる。織田信長の弟であり、茶人として生きた織田有楽に焦点をあてる。《青磁論花茶碗 銘「鎹(かすがい)」》(龍竜窯、中国・南宋時代/13世紀)、《唐物文琳茶入 銘「玉垣文琳》(中国・南宋時代/12-13世紀、展示期間11月8日から27日まで)などの名品を堪能できるほかに、千利休から影響受けた茶人の一人織田有楽を描いた《織田有楽斎像》(狩野山楽筆、江戸時代・元和8年/1622年)の出品がある。

 禅寺の中心となる建物である方丈には山水・花鳥・人物などの障壁画が描かれていた。「禅寺の障壁画」では、腕を競い合い、時代をリードした絵師たち、狩野元信、長谷川等伯、狩野探幽、池大雅らが手がけた障壁画や屏風を紹介する。池大雅筆による《萬福寺東方丈障壁画のうち 五百羅漢図》(江戸時代・明和9年頃/1772年頃、重要文化財、展示期間10月18日から11月6日まで)、狩野探幽筆による《南禅寺本坊小方丈障壁画のうち 群虎図》(江戸時代/17世紀、重要文化財、展示期間10月18日から11月6日まで)、長谷川等伯筆の《竹林猿猴図屏風》(安土桃山時代/16世紀、重要文化財、展示期間11月8日から27日まで)などを展示。

 「蘭渓道隆坐像」は、鎌倉五山第一位の建長寺の境内にあって一般の立ち入りが許されない開山堂に安置されている。この肖像彫刻は2012年に重要文化財に指定され、2014年から約2年にわたり保存修理が実施された。本展が修理後初めての公開となり、修理前と修理後で新たにわかった新知見が紹介される。

 記者発表の後半には、東京国立博物館の敷地内にある九条館の茶室において、本展に展示される《青磁論花茶碗 銘「鎹(かすがい)」》が披露された。本展には出品はされないが、東京国立博物館所蔵の《青磁茶碗 銘「馬蝗絆(めいばこうはん)」》(中国・南宋時代/13世紀、重要文化財)も「鎹(かすがい)」とともに紹介された。

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「鎹(かすがい)」と「馬蝗絆(めいばこうはん)を解説する三笠景子・東洋室主任研究員

 記念講演会やトークイベントをはじめ、禅の文化や歴史などをわかりやすく僧侶が語る「禅トーク」や、禅院に伝わる茶道の原点「四ッ頭茶礼(よつがしらされい)」、「写禅語」、「鎌倉大座禅会」など、禅の心を体験できるイベントなど用意されている。

【開催概要】

臨済禅師1150年・白隠禅師250年遠諱記念 特別展「禅―心をかたちに―」
  The Art of ZEN from Mind to Form

会  期 2016年10月18日(火)-11月27日(日)
会  場 東京国立博物館 平成館(上野公園)
開館時間 9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
(ただし、会期中の金曜日および10月22日(土)、11月3日(木・祝)、5日(土)は20:00まで開館)
休館日 月曜日
観覧料金 一般1600円(1400円/1300円)、大学生1200円(1000円/900円)、高校生900円(700円/600円)、中学生以下無料
※( )内は前売り/20名以上の団体料金
※障がい者とその介護者一名は無料。入館の際に障がい者手帳などを提示。
※他にも割引制度あり。詳細は、展覧会公式サイトを参照。
展覧会公式サイト http://zen.exhn.jp
問合せ 03-5777-8600 (ハローダイヤル)

主  催 東京国立博物館、臨済宗黄檗宗連合各派合議所、日本経済新聞社
協  賛 損保ジャパン日本興亜、東レ、トヨタ自動車、日本写真印刷、日本ロレックス

 

 

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2016年7月 8日 (金)

没後30年記念福井良之助回顧展-静謐なる時のレアリテー RYONOSUKE FUKUI

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福井良之助 没後30年記念展 – 静謐なる時のレアリテ –

会期 2016年7月5日(火)-9日(土) 11:00-18:00

会場 銀座洋協ホール
    東京都中央区銀座 6-3- 2 ギャラリーセンタービル6F

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2016年7月 5日 (火)

Emakimono. Un proyecto de encapsulados 絵巻物

 平安時代の絵巻物に想を得て、19名のスペイン現代アーティストたちが、現代版「Emakimono」を制作した。その作品展示会が、6月27日、28日の二日間のみ、在日スペイン大使館(東京・六本木)で開催された。

 アートプロジェクト「Encapsulados(スペイン語で“カプセルに詰め込まれたもの”」のそもそもの始まりは、2007年9月18日、東京・恵比寿駅近くのカプセルホテルシエスタの610号室と612号室で開催された展示会だった。本展は、マルセル・デュシャンの《Boîte-en-valise(スーツケースの箱》、グアダレストミニチュア美術館(スペイン)、ロベルト・ヴァルザー(1878-1956、スイスのドイツ語作家)のミナスキュール(聖書写本の書体の小文字体)、エンリケ・ビラ=マタス(1948-、《ポータブル文学小史》で知られるスペインの小説家)が物語る《トリストラム・シャンディ》(イギリスの小説家ローレンス・スターンが書いた未完の小説)を継承したポータブルアートプロジェクトである。

 今回の会場となったスペイン大使館では、スペインの現代アーティスト19名が11メートルのロールペーパー、つまり巻物に連続性も一貫性もなく描いた作品を展示した。各作品は、19名のアーティストたちの現代スペインアートに対するビジョンを表現している。1作品サイズは50×50センチ。

 手軽に持ち運べるポータブルアートの絵巻物は、ソウル(終了)、北京(7月6日から)と巡回展示される。

参加作家
Pepe Medina, Joël Mestre, Teresa Moro, Jorge Tarazona, Fernando Vélez Castro, María Caraballo, Felipe Ortega-Regalado, Teresa Tomás, Ángel Mateo Charris, Paco de la Torre, Gonzalo Sicre, Dis Berlin, Alejandro Calderón, Gabi Alonso, Juan Cuéllar(本展のキュレーター), Marina Iglesias, Roberto Mollá(本展のキュレーター), Lebrel

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Emakimono絵巻物

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ミニチュア作品も展示

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