« 2008年4月 | トップページ | 2008年6月 »

2008年5月

2008年5月31日 (土)

Francisco Guerrero

 日本の某現代アート販売サイトが、Francisco Guerreroというメキシコ系アメリカ人アーティストの作品が紹介していた。そのサイトでは、フランチェスコ・グエロと表記されていたが、フランシスコ・ゲレーロが正しい読み方だろう。

 女性風俗を描くフランシスコ・ゲレーロは、1994年サザン・カルフォルニア大学(Bachelor of Fines Arts)、1997年カルフォルニア大学サンディエゴ校(Master of Fine Arts)を修了する。主な個展として、「Chicanotastic」(コーネル大学ジョンソン美術館)、「test site」(Kinsey Gallery、シアトル)がある。現在、シアトル大学で絵画とドローイングを教えている。

 某現代アート販売サイトで紹介されている作品は、どちらかというと受けの良い傾向のものだが、米国のあるギャラリーサイトに掲載されている作品は、女性の内面をストレートに出している。

1
“White Underwear”, 2006, 10 x 8 inches

8
“Black Sweater”, 2006, 10 x 8 inches

26
“Blonde Crying”, 2006, 10 x 8 inches

| | コメント (0)

2008年5月30日 (金)

Federico Herrero

Federico Herrero
COLORIGAMI

 フェデリコ・エレーロ(1978年コスタリカ、サン・ホセ生まれ)は、2001年第49回ヴェネチア・ビエンナーレで、35歳以下を対象としたGolden Lion(金獅子賞)を受賞、2005年愛知県で開催された「愛・地球博」のアートプログラムに招かれ、池の底面にペインティングする作品制作を行った。今年4月にオープンした十和田市現代美術館で作品を発表している。

 ペインティングという基礎的な行為に興味があるエレーロは、バス、スイミングプール、パティオ、ビルディング、壁などの表面にペインティングする。

 現在開催されている展覧会名の「COLORIGAMI」は、colorと折り紙(origami)と混ぜ合わせた造語である。

 キャンパスという枠からはみ出したエレーロの作品は、広い壁面が彼にとって最適な「キャンパス」だ。

会期:2008年5月8日(木)-6月21日(土)
11:00 - 19:00 休廊日: 日・月・祝祭日

会場:ギャラリー小柳
東京都中央区銀座1-7-5 小柳ビル8F
電話 03-3561-1896

0805federico_2
Federico Herrero
Green Landscape with eight circles
2008 Oi l and mixed media on canvas
170 x 150 cm

| | コメント (0)

Juan Bernal

Juan Bernal
ETERNAL BAMBOO

日本・コロンビア修好100周年記念の文化行事プログラムの一環として、フアン・ベルナルJuan Bernal(1953年コロンビア・メデディン生まれ)の展覧会が開催される。

作品は、日常見過ごされてしまう自然の原理、じっくりと味わうこともないその美しさといったシンプルなものがもつ重要性を表現している。

葉の朽ちて開いた穴から差し込む光の筋、葉の上の水滴にその光が反射する。
また、自然が作り出す幾何学模様が再現されている。

パブリックアート作品として、コロンビア・ボゴタ市庁舎の壁画がある。

会期:2008年6月3日(水)-15日(日)
会場:新宿パークタワーギャラリー
東京都新宿区西新宿3-7-1

Bamboo_light2600x454
"Bamboo Light"  Oil on canvas  76 x 102 cm

La_luz_4600x459
"The Light IV"  Oil on canvas  76 x 102 cm

| | コメント (0)

2008年5月20日 (火)

The Architectural Review

The Architectural Review
イギリス 月刊誌
130カ国以上で読まれているイギリスの建築雑誌。
1年間購読料 38,500円(税込)
2年間購読料 69,300円(税込)
3年間購読料 98,400円(税込)
購読料は為替レート変動、版元での購読料変更で変わる場合があります。
購読申込みはガレリアリブロ/洋才書魂/マガジンまで

The_architectural_review
June 2008

最新号の目次より
VIEW
RIBA President’s Medal Crit; architecture critic Martin Pawley remembered; Levitate on the pier

COMMENT
The impact of overseas architects on the American mindset THE EDITORS

AMERICA – host nation
Office tower, New York RENZO PIANO BUILDING WORKSHOP
Museum, New York SANAA
Art museum, Denver, Colorado ADJAYE ASSOCIATES

PROJECTS
Performing Arts Centre, Troy, New York GRIMSHAW ARCHITECTS
Art museum, East Lansing, Michigan ZAHA HADID
Two museums, Anchorage, Alaska and St Louis, Missouri DAVID CHIPPERFIELD ARCHITECTS
Museum, San Francisco, California STUDIO DANIEL LIBESKIND

PROCESS
Four academic buildings HOPKINS ARCHITECTS

WORLD VIEW
Leading architects discuss US architects and architecture in the USA KENNETH POWELL

HOUSE
House, Kronberg im Taunus, Germany MEIXNER SCHLÜTER WENDT

PRODUCT REVIEW
Marc Newson’s marble furniture

REVIEWS
Olympic cities; mapping London; windtower; Gillespie, Kidd + Coia
Coop Himmelb(l)au at Vienna’s MAK; Browser; Diary

DELIGHT
Ceramic works inspired by architectonic space, proportion, light and shadow ANNE CLAXTON

COVER
Office tower, New York RPBW Photograph by Michel Denancé

| | コメント (0)

90+10

90+10
Diseño, Creativida, Moda, Arte, Arquitectura, Tecnología, Música
アルゼンチン 年5回発行
1年間購読料 20,300円(税込)
購読料は為替レート変動、版元での購読料変更で変わる場合があります。
購読申込みはガレリアリブロ/洋才書魂/マガジンまで

アルゼンチンと世界の優れたデザイン、クリエイティビティ、アート、服飾モード、テクノロジー、音楽、ライフスタイルを取り上げている。英語のサマリー付き。

9010
Número 16

最新号No.16の目次より
Diseñadores y creativos
Jaime Hayón Remixado
Furia Ideas frescas
Front El diseño cuestionado
Mijn Schatje Niñas melancólicas

Diseños y creatividad
Galerías de diseño La seguridad de los objetos
Verano Arnet Entretenimiento y cultura para todos
Fabrica 14 años de creatividad

Especial
Pasarelas Internacionales Las semanas más fashion del mundo
BAFWeek Febrero 08
Puma Dassler El retorno de los clásicos
Colección MVZ Mucho más que una apuesta audaz

Moda
Greatest hits
Fashion & Classics
+Moda

Autos y Vehículos
AMG by Mercedes-Benz
+Autos y Vehículos

Tecnología
Wanted: Microsoft Silverlight
+Tecnología

Clásicos contemporáneos
Bombay Sapphire Revelation: diseño de lujo
Jean Prouvé Del pensamiento a la acción
Salvatore Ferragamo ¿Accesorios los zapatos?
+Premium

English Summary
Guía

| | コメント (0)

ラテンアメリカ史研究会5月例会

ラテンアメリカ史研究会5月例会

主催:ラテンアメリカ史研究会

日時: 2008年 5月24日(土) 14:00-17:00

場所: 上智大学 2号館 10階 ポルトガル語学科共用室(1030号室)
    上智大学四谷キャンパス(東京都千代田区紀尾井町7-1)

報告者: 小松仁美(淑徳大学総合福祉研究科社会福祉学専攻博士後期課程)

報告テーマ:「ストリート・チルドレンの概念定義の精緻化―DF(メキシコシ
ティー)におけるストリート・チルドレンを事例に都市地理学的アプローチを用いて」

問い合わせ先:
上谷 直克
アジア経済研究所 地域研究センター ラテンアメリカ研究グループ
〒261-8545 千葉県 千葉市 美浜区 若葉 3-2-2
Tel: 043-299-9652 (直通) Fax: 043-299-9731

| | コメント (0)

2008年5月18日 (日)

Aztlán

Aztlán
The Journal of Chicano Studies
年2回発行
Chinano/Chicana研究の代表的総合誌。1970年創刊。
購読申込みはガレリアリブロ/洋才書魂/マガジンまで

Aztlan
Volume 33/No.1/Spring 2008

最新号Volume 33/No.1/Spring 2008の目次より
【Essays】
Prosthesis, Surrogation, and Relation in Arturo Islas’s The Rain God
John Alba Cutler

Ojo de la Diosa: Becoming Divine in Delilah Montoya’s
Art Photography
Asta Kuusinen

The Revolution Fails Here: Cherrie Moraga’s The Hungry Woman as
a Mexican Medea
Patricia Ybarra

Straddling la otra frontera: Inserting MiChicana/o Visual Culture into Chicana/o Art History
Dylan Miner

Anomalous Representations of Reality in Luis Valdez’s The Shrunken Head of Pancho Villa and The Mummified Deer
Linda Saborio

Dossier: Chicana/o?African American Cultural and
Political Relations
A History of Black and Brown: Chicana/o?African American Culturaland Political Relations
Luis Alvarez and Daniel Widener

Constellations of Struggle: Luisa Moreno, Charlotta Bass, and
the Legacy for Ethnic Studies
Gaye Theresa Johnson

Chicano Hip-Hop as Interethnic Contact Zone
Pancho McFarland

Afrofuturism/Chicanafuturism: Fictive Kin
Catherine S. Ramirez

Artist’s Communique
Sculptures
Margarita Cabrera

【Reviews】
Delilah Montoya’s Women Boxers: The New Warriors
Pilar Bellver Saez

Oscar J. Martinez’s Troublesome Border
Ali Behdad

Laura Pulido’s Black, Brown, Yellow, and Left: Radical Activism
in Los Angeles
Ernesto Chavez

Ken Gonzales-Day’s Lynching in the West: 1850?1935
Jose Luis Benavides

Catriona Rueda Esquibel’s With Her Machete in Her Hand: Reading
Chicana Lesbians
Andrea Powell

William Anthony Nericcio’s Tex[t]-Mex: Seductive Hallucinations
of the “Mexican” in America
Frederick Luis Aldama

Suzanne Oboler’s Latinos and Citizenship: The Dilemma of Belonging
Jillian M. Baez

Charles M. Tatum’s Chicano and Chicana Literature:
Otra voz del pueblo
Maria Villasenor

Karen Brodkin’s Making Democracy Matter: Identity and Activism
in Los Angeles
Monica Russel y Rodriguez

|

2008年5月 9日 (金)

岡村淳ドキュメンタリー作品上映

岡村淳ドキュメンタリー作品上映

 記録映像作家の岡村淳氏(在ブラジル)が撮り続けてきたブラジル日系移民のドキュメンタリー作品の上映会が、本日5月9日(東京・新宿文化センター)と5月13日(東京大学駒場キャンパス)に開催されます。あわせて宮沢和史・岡村淳対談もあります。

 予約入場で本日の席は残りわずかだそうですが、詳細はLatinaホームページの「Events」をご覧ください。

| | コメント (0)

2008年5月 7日 (水)

Aimé Césaire 死去

 マルチニークの反植民地詩人、政治家Aimé Césaireエメ・セザールが94歳で4月18日逝去した。
 Aimé Césaireのネグリチュード運動の思想は、キューバ出身の美術作家ヴィフレド・ラムWilfredo Lam(1902-1982年)に影響を与えた。

 Wilfredo Lamの作品を表紙にしたAimé Césaireの詩集。

 Aim_csairethe_collected_poetry

Aimé Césaire
The Collected Poetry
Translated and introduction by Clayton Eshleman and Annette Smith
1983 432pp.
$25.95
University of California Press

| | コメント (0)

Veronica Gonzalez アストラン文学賞受賞

 米国ラティーノ作家会議は、Veronica Gonzalezの「Twin Time: Or, How Death Befell Me」に2008年アストラン文学賞Premio Aztlán Literary Awardが与えられることを発表した。

 同賞は、新進のチカーノ/チカーナ作家を励まし報奨する目的で、1993年、チカーノ作家Rudlfo Anayaと彼の妻Patriciaによって設けられ、2004年にAnaya夫妻を称えてニューメキシコ大学図書館が引き継いだ。

 受賞作「Twin Time: Or, How Death Befell Me」は、母親が死んで直ぐに養子にだされた双子の弟を探すモナの物語り。モナの生まれ故郷メキシコと新しい祖国アメリカのなかでモナの文化的ルーツを明らかにしてゆく不安、謎、降霊術の会、夢、直感に満ちた不思議な旅に読者を連れ出す。

Veronica_gonzaleztwin_time
2007 6 x 9  288 pp.
$14.95
MIT Press

| | コメント (0)

2008年5月 5日 (月)

Great Masters of Cuban Art: 1800 to 1958

Great Masters of Cuban Art: 1800 to 1958

会期 2007年12月7日(金)-2008年9月1日(月)
    月曜日-土曜日 午前9時-午後5時/日曜日 午前11時-午後5時
会場 The Museum of Arts and Sciences
352 S. Nova Road, Daytona Beach, Florida 32114, USA
入場料 一般 $12.95/シニア・学生 $9.95/6-17歳 $6.95/美術館会員と5歳以下 無料

 The Cuban Foudation Museumの創立50周年を記念して、Ramosコレクションから90点を超えるキューバ美術の作品を展示する。

 等身大サイズの絵画作品、優雅な肖像画、ロマン的な風景画や甘く熟した果物の静物画などが含まれている。本展は、キューバ人美術作家の好んだ五大テーマ(肖像画、風景画、音楽、宗教、キューバの歴史)に焦点をあてている。同時にこれらのテーマによる作品から、古きキューバの光景が見て取れる。

 主な展示作家:Leopoldo Romanach、Esteban Valderrama、Antonio Sanchez Araujo、Evelio Garcia-Mata、Armando Menocal、Oscar Garcia-Rivera

 Ramosコレクションは、キューバ生まれのコレクターRoberto RamosとCarlos Ramosが収集した400点を超える絵画作品から成る。Ramos兄弟は、1958年以前に繁栄した文化状況がわかるような定評のある作家たちの作品を取り戻すことに努め、キューバ共和国時代(1902-1958年)の美術作品や美術史の歴史的資料を取り戻してきた。

以下は2008年3月19日付The Art Newspaper記事(David D’Arcy)より

 Ramos兄弟は、1992年にキューバから米国フロリダに亡命する。
Robero Ramosはキューバの精鋭部隊の武術教官で、高官の職についていた。アメリカドルを所持していたため、投獄される。Ramosは亡命する前に、フロリダでの生活の糧として、キューバ政府から庇護を失った美術作家の作品14点を集め、フロリダで売ろうと思った。持ち込んだ作品には、キューバ人家族の家のバルコニーの張り出し屋根として使われていた布をキャンバスとして使ったものもあった。

 Ramos兄弟は絵を携えながら、フロリダ海峡を14人を乗せた小船で横断するが、米国の沿岸警備隊によって捕らえられ、兄弟たちは収監される。

 収監センターから釈放されると、行方不明になった絵を取り戻すために、マイアミにあるMarpad Art Galleryまでたどり着いたが、既に絵は売られていた。絵の購入者たちを探し、返却してもらうように頼んだ。

 Ramos兄弟は、キューバ革命政府から保守反動的反革命的であるとされた美術作家たちの作品をキューバから持ち出す活動を始める。肖像画と風景画は、保守反動的であり、反革命的とされた。キューバのノーマン・ロックウェルと言われたOscar Garcia Rivera(1915-1971年)の作品もそうであった。Riveraは情感のある光景を描き、キューバ革命政府の下でもそのスタイルを変えなかった。そのためキューバでは展覧会は開かれなかった。Riveraの秀作「Evolution of the Conga」は今展に展示されている。

Oscar_garcia_rivera
."La evolucion de la conga" Oscar Garcia Rivera, 36" x 70", oil on canvas, 1945.

 Esteban Valderrama y Penaの「 Finlay’s Triumph」は、縦が3.5メートルもある大作で、アメリカ人医師Walter Reedが1901年キューバを訪れた時、黄熱病は蚊によって媒介にして感染することをキューバ人研究者Carlos Finlayによって早期に発見されていたことをWalter Reedが確認した。キューバ政府当局は、この絵のテーマが植民地的であり、帝国主義的であるとして、作品の排除と破壊の命令を下した。絵はひそかに保存されたが、大掛かりな修復が必要とされた。

Esteban_valderrama_y_pena
"El Triunfo de Finlay" Esteban Valderrama y Pena, 80" x 147", oil on canvas, 1944.

 米国フロリダのMOAS(The Museum of Arts and Sciences)での展覧会は、カナダのMontreal Museum of Fine Artsの「¡Cuba! Art and History from 1868 to Today展」(2008年6月8日まで開催)との同時開催となる。Ramosコレクションの重要作品である「 Finlay’s Triumph」と同様に、Montreal Museum of Fine Artsで開催されている同展の最重要作品である「Cuba Colectiva」(キューバ社会主義を称える6枚組みの壁画作品)は、Wilfredo Lamによって企画され、100人の美術作家たちによって、1967年に制作された。この作品は、ハバナの倉庫でシロアリの被害を被っていたため、大掛かりな修復が必要とされた。

 Montreal Museum of Fine Arts、MOASのそれぞれの展覧会に共通する作家たちが紹介されているが、The Canadian Institutionは、キューバの数多くの美術館から借り出しを受けられたが、米国の美術館は、キューバの諸機関と協力するのは法律上禁じられている。

 The Cuban Foundation Museumは、MOAS内にあり、1959年にFidel Castroによって倒されたキューバ元大統領Fulgencio Batista(1901-1973年)の個人コレクションが50年前に寄贈されてできた美術館である。Batistaは1940年代の亡命の際、MOASがあるDaytona Beachに住んでいた。

Antonio_rodriguez_morey
"Idilio" Antonio Rodriguez Morey, 31" x 46", oil on canvas, 1938.

Antonio_sanchez_araujo
"La Rumba"  Antonio Sanchez Araujo, 77" x 113", oil on canvas, 1937.

Evelio_garcia_mata
"La Conga"  Evelio Garcia Mata, 48" x 96", oil on board.

| | コメント (0)

2008年5月 4日 (日)

21世紀のガウディ

 マドリッド在住画家の津端泰さんの最新コラムをガレリアリブロのホームページにアップしました。

 今回は、今スペインで「21世紀のガウディ」と呼ばれているフスト老人の話題です。

 「ガウディと言えばバルセロナが生んだ世界的な建築家(一八五二~一九二六年)。バルセロナにはカサ・ミラ、グエル邸、グエル公園等、多くの建築が残っているが、」。続きはこちらまで。

| | コメント (0)

« 2008年4月 | トップページ | 2008年6月 »